8日(現地時間)、米国のヘリテージ財団で開かれたセミナー「大使の対話」で、佐々江賢一郎駐米日本大使と安豪栄(アン・ホヨン)駐米韓国大使が日本産業革命施設のユネスコ世界遺産登録をめぐって舌戦を展開した。佐々江大使は、「日韓が合意に至り、日本の文化遺産が登録されたことが重要なのであって、その他のことはささいなことである」と述べた。「ささいなこと」とは、「強制労働(forced to work)」の解釈についてのことだとみられる。これに対し、安大使は「最も重要なことは、すべてが(合意)文章に記載されているという事実」とし、「今後、両国が合意したこと(強制労働の認定など)をどのように実施するかが重要だ」と反論した。
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