2015年7月10日、環球時報（電子版）は、9日の中国・上海株式市場が大幅反発したことを受け、「大反撃の一日になった。投資家の信頼は回復している」と伝えた。

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市場全体の値動きを示す上海総合株価指数は9日、前日比202．14ポイント（5．8％）高の3709．33で引けた。中国政府主導の株価下支え策が功を奏した。韓国KBSテレビ、米ウォール・ストリート・ジャーナル、仏AFP通信、英BBCなど海外メディアもそろって「中国政府の救済策で株価は底を打った」と報じた。

中国の海通期貨社長は「9日の値動きを見る限り、市場は少なくとも安定へ向かっているようだ。今後再び上下動する可能性は排除できないが、大幅な上昇、下落はないだろう」と楽観している。銀河証券の経済アナリストも「政府の支援策が一定の効果を上げている。しかし、市場の信頼を本当に取り戻すにはある程度の過程が必要だ」と語った。（翻訳・編集/大宮）