少数民族統治の歴史を物語る「土司遺跡」が世界遺産に―中国

Record China    2015年7月6日(月) 18時27分

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5日、ドイツ・ボンで開催されている第39回世界遺産委員会で、中国の土司遺跡群が世界遺産に登録された。中国の世界遺産はこれで48件目。写真は唐崖土司城遺跡。

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2015年7月5日、南海網によると、湖北省恩施トゥチャ族ミャオ族自治州の唐崖土司城遺跡が世界遺産登録に成功した。

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ドイツ・ボンで開催されている第39回世界遺産委員会で、中国の土司遺跡群が世界遺産に登録された。中国の世界遺産はこれで48件目。土司とは中華王朝が少数民族のリーダーに与えた官職を指す。官職を与えることでその少数民族は中華王朝のシステムに組み込まれたが、同時に習慣や生活スタイルが保たれることにつながった。

今回登録を受けたのは湖北省恩施トゥチャ族ミャオ族自治州の唐崖土司城遺跡、湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州の老司城遺跡、貴州省遵義市の播州海竜屯遺跡の3カ所。(翻訳・編集/増田聡太郎

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