世界の造船受注量、韓国がトップを維持、日本は2位浮上=韓国ネット「低価格で受注したツケが後でくる」「韓国に技術があるわけではない」

Record China    2015年7月5日(日) 5時50分

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3日、韓国・聯合ニュースは、今年上半期、世界の船舶発注量が昨年に比べて半減したが、韓国の造船業界は昨年と同水準の受注実績を維持し、世界1位の座を守ったと伝えた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真はタンカー。

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2015年7月3日、韓国・聯合ニュースは、今年上半期、世界の船舶発注量が昨年に比べて半減したが、韓国の造船業界は昨年と同水準の受注実績を維持し、世界1位の座を守ったと伝えた。

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国際造船海運市況分析機関・クラークソンリサーチによると、2015年上半期、世界の船舶発注量は1328万CGT(標準貨物船換算トン数)となった。これは昨年の同じ期間の発注量(2699万CGT)の49.2%の水準だ。こうした状況にもかかわらず、韓国造船業界の受注量は上半期に592万CGTを記録。前年同期の616万CGTの96.1%となり、昨年の受注量をほぼ維持した。

中国の造船業界は、不況の最大の被害者となっており、今年上半期の受注量は256万CGTで、前年同期(1186万CGT)の5分の1程度に減少した。中国の受注不振は、主力のバルク船(※ばら積み貨物船)市場の低迷が最大の原因である。実際、今年の上半期、世界のバルク船発注量は55隻・93万CGTで、昨年の同じ期間(585隻・1162万CGT)に比べ、12分の1の規模に急減している。

日本の上半期受注量(268万CGT)も前年同期(604万CGT)の半分以下に減少した。しかし、中国よりも12万CGT上回り、韓国に次いで世界第2位に浮上した。半期受注実績で、日本が中国をリードしたのは10年ぶりだという。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「現状に満足せずに、より良い品質を目指し、世界1位を維持してくれ」

「受注量は1位かもしれんが、低価格で無理して受注している影響が後でブーメランのように跳ね返ってくるぞ」

「韓国の受注量には、国外のドックで建造している船まで含まれてるんじゃないか?」

「この1位は、非正規職が血と汗を流した結果だ」

「これは技術があって1位になったんじゃなくて、周りの国が不況で受注量が落ちただけだ。日米は空母まで建造する技術をもっている」

「中国は官主導の経済の限界が来ている。政府の補助がなければ、そのまま廃業だろう」

「世界市場が半分に縮小しているのに1位に何の意味がある」(翻訳・編集/三田)

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