「支払いは人民元OK!」公然と看板を上げる店登場―台湾

Record China    2007年9月15日(土) 15時12分

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14日、台北市の火鍋店が「人民元での支払いOK」という看板を出していたことが報道された。レートは人民元1元に対し4台湾ドル。写真は台湾の火鍋に舌鼓を打つ韓国女優・ユジン。

2007年9月14日、台湾台北市の火鍋(ピリ辛しゃぶしゃぶ)店が「当店は人民元での支払いOK」という看板を出していたことが報道された。レートは人民元1元を4台湾ドルとして換算するという。

この店は台湾だけでなく中国にも進出している大手レストランチェーン。店の責任者は「大陸で事業を起こした台湾のビジネスマンや大陸の観光客だけでなく、香港からの観光客も人民元での支払いを希望するケースがあり、より多くの客に便宜を図るため」と説明する。

台湾では以前から闇相場で人民元の兌換が事実上行われてきたと言われる。今年3月1日より、大陸から観光客が入国する際に6000元(約9万6000円)までの人民元の持込が許されたことも人民元の流通に弾みをつけた。

外貨管理当局の幹部は、近いうちに銀行での人民元兌換が試験的に始まる方向だが、現時点では為替リスクは自己責任で、と話している。(翻訳・編集/WF)

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