韓国住宅ローン増、負債を負債でまかなう現実=「家なんて買ったら破滅」「国全体が借金で爆発しそう」―韓国ネット

Record China    2015年7月2日(木) 6時57分

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30日、韓国・聯合ニュースによると、住宅担保ローンの中で住宅以外のローン返済に充てられた割合が2倍に拡大していることが分かった。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真はウォン。

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2015年6月30日、韓国・聯合ニュースによると、最近急増している銀行の住宅担保ローンの中で実際に家を買うために使われた割合が減少している一方、他のローン返済に充てられた割合が2倍に拡大していることが分かった。

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韓国銀行(中央銀行)が30日に韓国国会に提出した報告書によると、昨年8月から今年4月までの9つの主要な銀行の住宅ローン(新規取扱額ベース)のうち、返済用途の割合が31.2%に達することが分かった。これは、住宅担保認定比率(LTV。貸出の対象となる物件の評価額と実際の貸出金額の比率)、総負債償還比率(DTI。所得と元利金償還額の比率)などの不動産ローン関連規制が緩和され、韓国銀行の基準金利が引き下げられる前の昨年1〜7月(17.1%)の約2倍に迫る水準となっている。一方、住宅購入目的の住宅担保ローンの割合は、昨年1〜7月は50.4%と半分を超えていたが、昨年8月〜今年4月の間は39.8%に低下している。これは、家を買うためのローンよりも、他の負債を返済するためのローンが大幅に増えたことを意味している。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「住宅なんて高過ぎて買えない」

「能力もないのに住宅なんて買ったら破滅だ」

「ローンを組んで、ローンを返し、その返済にまたローンを組む。終わりがない」

「住宅価格が下がるのは時間の問題。もう少し待とう」

「いまだに不動産投資しているやつがいるのが不思議だ」

「この状態で貸出金利が上がれば大変なことになる。家を失う人が多く出る」

「国全体が借金返済で爆発しそうだ。もう時間が残っていない」

「早く金利を上げて欲しい、競売で安い住宅が買える」

「借金を抱えた人にローンを組ませるのは、砂漠でのどが渇いた人に海水を与えるのと同じことだ」(翻訳・編集/三田)

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