輝かしく発展する中国の通信機器メーカー、「ただ、その命運は日本が握っている」―中国メディア

Record China    2015年6月27日(土) 11時25分

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24日、中国メディア・中国科技網は、「日本なくしては生きられない」と題し、日本の供給に依存する中国通信機器メーカーについて伝えた。写真は華為のスマートフォン。

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2015年6月24日、中国メディア・中国科技網は、「日本なくしては生きられない」と題し、日本の供給に依存する中国通信機器メーカーについて伝えた。

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先般、Communities Dominate Brandsが発表した2015年第一四半期の世界スマートフォン販売台数ランキングで、トップ10に聯想(レノボ)や華為(ファーウェイ)といった多くの中国企業がランクインしたのに対し、日本企業のランクインはなかった。

輝かしい発展を遂げているように見える中国の通信機器メーカーだが、その背後には不安定な要素が存在する。中国の通信機器メーカーの弱点について台湾メディアは、「日本のパーツに依存し過ぎている。日本の供給がないと前に進むことも困難」と指摘している。

台湾メディアの報道を「誇張」と見る人もいるだろうが、あながち大げさな指摘でもない。実際、中国の携帯電話メーカーでは、ソニーのカメラに依存する企業が少なくない。そのため、iPhoneの最新モデル発売前には、ソニー製のカメラの供給がアップルに集中し品薄を懸念する見方が強く、パーツの納品が遅れ、生産に影響する企業もいるという。

中国のネットには、「販売台数ランキングでソニーは上位にランクインできないが、上位企業すべての命運を握っている」とのコメントも聞かれているが、これは日本企業に強く依存する中国メーカーの現状をよく表している。(翻訳・編集/内山)

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