同性愛をカミングアウトした人気司会者、「僕らは妖怪じゃない」に激励の声―台湾

Record China    2015年6月24日(水) 11時53分

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23日、14年前に同性愛者であることを明らかにした台湾の司会者ツァイ・カンヨンが、「僕らは妖怪じゃない」とカミングアウト後に味わったつらい思いを語った。写真はツァイ・カンヨン。

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2015年6月23日、14年前に同性愛者であることを明らかにした台湾の司会者ツァイ・カンヨン(蔡康永)が、「僕らは妖怪じゃない」とカミングアウト後に味わったつらい思いを語った。NOWnewsが伝えた。

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良家の出身で高学歴のツァイ・カンヨンは、軽妙でキレのあるトークで知られ、台湾で揺るぎない人気を誇るトップ司会者。2001年にトーク番組で同性愛者であることをカミングアウトし、中華圏芸能界では異例すぎる事態だけに世間を大騒ぎさせた。

このほど中国のネット配信番組で、カミングアウト後の心中を語っている。

同性愛を明らかにした第一人者であり、告白後も第一線で活躍できている唯一の人物というだけに、芸能人から「自分もカミングアウトすべきだろうか」と相談を受けることも多いという。「(同性愛は)特別なことではない、と世間に知らしめるチャンスになるだろうが、やはり自分の理性が、彼らや彼女らに思い止まらせている」とコメント。その理由として、「自分と同じ目に遭って、自分のように耐えていけるかが心配だから」と語っている。

さらに番組では、「僕らは妖怪じゃない」と同性愛者について語り、思わず目をうるませる場面も。ネットユーザーからは、「勇敢に立ち向かってほしい」「早く同性婚が認められればいい」「同性でも異性でも愛する思いは同じ。誰にでも平等なものだ」と、多くの激励の言葉が寄せられている。(翻訳・編集/Mathilda

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