2015年6月23日、韓国・YTNテレビによると、韓国サムスングループ傘下のサムスンソウル病院で中東呼吸器症候群（MERS）感染者が続出したことについて、サムスン電子副会長が韓国国民に対し謝罪した。

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サムスン電子の李健熙（イ・ゴンヒ）会長の長男で同社副会長の李在鎔（イ・ジェヨン）氏はこの日記者会見を開き、冒頭、「サムスンソウル病院がMERS感染と拡散を防げず、国民の皆さまに多大な苦痛と心配をおかけした」と陳謝し、頭を下げた。また、「患者については最後まで責任を持って治療する。関係当局とも緊密に協力し、事態が早期に完全解決するよう全力を注ぐ」と述べた。さらに、「我々は国民の皆さまの期待と信頼に足りなかった。私自身も惨たんたる思いで責任を痛感している」とし、今後、病院を大々的に改革する方針を明らかにした。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「朴槿恵（パク・クネ）大統領より100倍いい」

「朴正煕（パク・チョンヒ）の娘の朴槿恵大統領より、李健熙の息子の方がましだね」

「やっぱりリーダーは違うね。問題があれば過ちを認めて再発防止のために提案する姿勢」

「一介の株式会社の副会長も謝罪をしてるのに、政治が本業の彼女は今も人のせいにしてる」

「どうしてこの人が謝るの？韓国のリーダーは誰？」

「本当に謝るべき人たちが謝っていない」

「韓国には大統領がいないようだ」

「あなたが大統領をやってみる？」

「在鎔さん、朴槿恵を弾劾しよう、の一言をお願い！」

「政府を信じなくても、サムスンは信じよう」

「大統領は時期を逸したね。さすがサムスンだ」

「イメージ戦略かもしれないけど、何となく信じられる」（翻訳・編集/和氣）