ここにも“メイド・イン・チャイナ”!「国際ヨガデー」に使用したヨガマットで物議―インド

Record China    2015年6月24日(水) 4時42分

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21日、国連が制定した初の「国際ヨガデー」を迎えた。ヨガ生誕の地であるインドの首都・ニューデリーではモディ首相先導の下、3万7000人が屋外でのヨガに参加した。ここで使用されたヨガマットの大部分が中国製だったことが物議を醸している。資料写真。

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2015年6月21日、国連が制定した初の「国際ヨガデー」を迎えた。ヨガ生誕の地であるインドの首都・ニューデリーではモディ首相先導の下、3万7000人が屋外でのヨガに参加した。中国紙・環境球時報が伝えた。

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インドで誕生したヨガは、心身共に健康を促進するものとして世界に認められた。2014年12月、国連は夏至に当たる6月21日を「国際ヨガデー」と制定。15年は初のヨガデーとなったが、この日、世界192カ国で関連イベントが行われた。

インドに世界中のスポットが当たったこの話題、当のインドではやや違った方向に流れた。印英字紙ザ・タイムズ・オブ・インディアの22日付の報道によると、冒頭のニューデリーでのイベントに参加した3万7000人には「国際ヨガデー」のロゴ入りのヨガマットが配布されたが、このヨガマットの大部分が“メイド・イン・チャイナ”だったというのだ。「ヨガはインド発祥のはずなのに、中国製に頼らなければならぬ現状はなぜか」と、モディ政権批判にまでなっているという。

同紙報道によると、国際ヨガデーの中国内での反響もかなりのものだった。インド駐中国大使館の統計によると、中国14都市で行われた関連イベントに参加した市民は2万5000人。実数はこれを上回るものになったはずだという。インド駐中大使は「中国はヨガの第二の故郷になるだろう」とも発言している。(翻訳・編集/愛玉)

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