2015年6月23日、韓国・聯合ニュースによると、日本が世界文化遺産への登録を目指す「明治日本の産業革命遺産」について、一部の施設で朝鮮人の強制徴用があったことを訪問者向け資料に記載する方向で検討していることが分かった。

【その他の写真】

ある日本政府関係者は、21日の日韓外相会談での合意に基づき、「パンフレットなどに（強制徴用についての内容を）含むことも選択肢の一つ」だと述べた。具体的にどのような表現とするかなど、今後詰める必要はあるが、韓国政府はこうした対応を受け入れる考えを示している。これを受け、外務省幹部は「（世界遺産への）登録は決まったと考えている。韓国と合意ができた」と語った。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「そう言っておいて、10年後にこっそり削除。日本人が得意なやり方だ」

「永久に記録する、とか、条件をはっきりさせないと」

「日本が約束を守ると思う？何年かしたらうやむやにされることが分からないかな？国民はみんな分かっているのに、政府だけが分かってない」

「『検討』は、日本では『やらない』という意味」

「これは日本がむしろ得してる。韓国の観光客も軍艦島（端島）にたくさん行くだろうし。何より、日本人が『自分たちが朝鮮人を奴隷としてこき使った』という自信を持ちそうだ」

「無能な朴槿恵（パク・クネ）政府は、外交もめちゃくちゃだな」

「どう考えても韓国が損する商売だ」

「韓国はどういう考えで合意したんだ？」

「本質は、韓国が協議をしてあげたということ。やっぱり親日政府だ」

「強制徴用という歴史的な事実を、検討して載せるということ自体にあきれる」

「日本のやることは信じられない」（翻訳・編集/和氣）