2015年6月22日、韓国・亜洲経済（中国語電子版）によると、韓国で中東呼吸器症候群（MERS）拡散の勢いが弱まったことを受け、朴槿恵（パク・クネ）大統領の支持率が小幅ながら回復した。

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韓国の世論調査機関リアルメーターが22日発表した6月第3週の統計によると、朴大統領の国政運営に対する支持率は34．9％と、前週より0．3ポイント上昇した。不支持率は同0．3ポイント下落し、60．5％となった。

リアルメーターは、MERSの新規感染者数が減少していること、世界保健機関（WHO）調査団が韓国政府の対応を肯定的に評価し積極的な展望を示したこと、朴大統領が自ら防疫現場を視察したこと、黄教安（ファン・ギョアン）新首相が積極的にMERS対策に取り組んでいることなどがセヌリ党支持者の信頼回復につながったと指摘した。

朴大統領の支持率は、MERS拡散の影響により、2週間で10ポイント以上下落していた。（翻訳・編集/柳川）