Record China 2015年6月19日(金) 0時31分
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18日、重慶晨報は、韓国人になりすました中国人の男女が、中国のSNS・微信(WeChat)でお互いをだまし続けた結果、警察沙汰にまで発展した騒動を紹介した。写真は微信。
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2015年6月18日、重慶晨報は、韓国人になりすました中国の男女が、中国のSNS・微信(WeChat)でお互いをだまし続けた結果、警察沙汰にまで発展した騒動を紹介した。
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重慶市渝北区の警察署に16日、韓国人と名乗る女性から「恋人に1億ウォン(約1100万円)だまされた」との通報が入った。
警察がホテルに到着すると、女性は自分が中韓のハーフで、父親は中国人だと紹介。韓国で生まれ、米国に留学後、現在は韓国大企業の北京支店に勤務しており、年収は120万元(約2400万円)だと語った。中国の身分証明書を提示し、片言の中国語で警察に説明した。
女性によると、SNSで知り合った男性と親しくなったが、男性の助手に1億ウォンのキャッシュカードを渡した後から連絡が取れなくなった。女性から教えられた電話番号に警察が連絡し、助手に出頭を要請。出頭した助手は、自身が中国人で、「助手」と「韓国人男性」の1人2役を演じ女性をだましていたと白状した。
中国人男性は既婚者で、仁川出身の建築デザイナーと偽っていた。仕事で失敗したとうそをつき、女性から金品をだまし取った。2役演じたのは、女性と会った際、イケメンでも長身でもない自分にガッカリされるのを恐れ、「韓国人男性」本人ではなく、助手だと名乗ったからだと説明した。
ところが、キャッシュカードにはお金が入っておらず、不審に思った警察は女性を問い詰め、ようやく女性がハーフなどではなく、中国生まれ中国育ちの中国人であると判明。女性は男性の行方を捜してほしいために通報したと口を割った。
中国人の男女が互いに韓国人と偽りSNSで交流していたわけだが、2人は正体がばれないように、翻訳ソフトを駆使して韓国語でコミュニケーションをとっていた。最終的に、男性は女性から得た金品をすべて返却し、慰謝料として1000元(約2万円)を支払った。2人は罪には問われなかったが、警察からきついお灸をすえられたのは言うまでもない。(翻訳・編集/内山)
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