2015年6月13日、中国新聞網は記事「蘇州市の企業がMERS検査キットの開発に成功、すでに韓国に輸出」を掲載した。

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江蘇省蘇州市の天隆生物科技有限公司は中東呼吸器症候群（MERS）検査キットの開発に成功したことを明らかにした。中国各地の疾病予防センター、病院に送られたほか、韓国にも輸出されたという。同社はウイルス検査キットの開発に定評があり、昨年のエボラ出血熱流行時にも検査キットを開発。その有効性は高く評価された。

MERS検査キットはわずか2時間で感染しているかどうかを確認でき、従来の検査よりも必要な時間が大幅に短縮された。MERS蔓延（まんえん）が止まらない韓国での有効な活用が期待される。（翻訳・編集/増田聡太郎）