尿やスケボーで!一風変わった充電方法、今後の実用化に期待―米メディア

Record China    2015年6月14日(日) 18時20分

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11日、米メディアによると、ワシントン大学はWi−Fiルーターをワイヤレス充電器として使用することに成功した。

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2015年6月11日、米メディアによると、ワシントン大学はWi−Fiルーターをワイヤレス充電器として使用することに成功した。この装置はデータ伝送に影響を及ぼさず、10m内のデジカメなどのデバイスの充電を行うことができる。さらに将来的には、スマートフォンをサポートする可能性がある。

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このクールな技術はまだ開発段階で、実用化されていない。しかしワイヤレス充電という便利な充電方法は、現在流行しつつある。サムスンGalaxy S6を例とすると、ワイヤレス充電器をUSBポートに接続しコンセントにつなげれば、ワイヤレス充電が利用可能だ。バッテリーが少なくなった携帯電話を充電器に置けば、瞬時にして感知し充電が始まる。

ワイヤレス充電は将来性の高い充電方法に見える。他にも、多くの研究者がより大胆な試みをしている。

◆赤外線充電

イスラエルのベンチャー企業のWi-Chargeは年初、これまでのワイヤレス充電とは異なる赤外線充電システムを発表した。赤外線充電は、LEDと反射鏡を使ってレーザービームを形成し、それを光起電力セルに当てることで充電する。レーザー発射装置は天井に取り付けることができる。エネルギーを赤外線に変えることで、下の約50平方メートル内をカバーし、範囲内のすべてのデバイスの充電が可能だ。

◆植木鉢で充電

チリの技術者が開発した最新の生物充電器「E-Kaia」は、植物を小さな「発電所」に変える。これを土に差し込むと、植木鉢のUSBポートが携帯電話などのデバイスの充電を行う。植物は光合成によって光エネルギーを化学エネルギーに変え、有機物を作り出す。植物の根・茎周辺の微生物がこれらの有機物を分解し、エネルギーを作り植物の成長を促す。その際に一部の電流が副産物として放出される。生物充電器は電極を使い電子をキャッチし、これを電流としてデバイスに送る。

◆靴の中敷きで充電

カーネギーメロン大学の卒業生は昨年、歩く時に生まれるエネルギーで携帯電話の充電を行う「中敷き発電機」を開発した。この中敷きは靴の外部にある電池とつながり、内蔵されている装置により歩行によって生まれるエネルギーを変換し、小型発電機を動かし電力を生む。この中敷きにはUSBポートがあり、複数のデバイスの充電が可能だ。

◆スケボーで充電

オランダロッテルダムの大学生が開発した、携帯電話の充電が可能なスケートボードが昨年注目を集めた。ローラーのダイナモは6Vの電流を生み、これを5Vに変換してから、ボードの箱型の装置に流す。スケートボードを1時間使用することで、1台の携帯電話の充電が完了する。運動が激しいほど電力が大きくなり、最多で8台の携帯電話を同時に充電できる。

◆尿で充電

上述した充電方法よりも変わっているのが、尿による充電だ。英国の研究者は2013年、尿による充電方法を発見した。尿は窒素、尿素、塩素、カリウム、ビリルビンを豊富に含み、非常に強い化学性質を持つ、優れた微生物燃料電池だ。微生物の分解によって得られる電力で、1台の携帯電話を充電できる。これらのさまざまな充電方法は、充電用のコードを不要にし、エネルギーを最大限に活用するのに役立つ。今後はいつでもどこでも充電できるようになるかもしれない。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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