Record China 2015年6月12日(金) 6時14分
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10日、韓国全南地域で初のMERS感染者が確認されたことを受け、感染者の自宅がある村一帯の出入りが禁止されたが、この規制線を境に再会した母子の写真が、韓国のネット上で大きな反響を呼んでいる。資料写真。
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2015年6月10日、韓国全南地域で初の中東呼吸器症候群(MERS)感染者が確認されたことを受け、感染者の自宅がある村一帯が封鎖されたが、この規制線を境に再会した母子の写真が、韓国のネット上で大きな反響を呼んでいる。
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韓国・ニューシスによると、10日、全羅南道の宝城に住む男性のMERS感染が確認され、全南地域初のMERS患者となった。これを受け、10日午後、感染者の自宅がある村一帯は防疫当局により出入りが統制された。こうした中、ソウルから母親を訪ねて来たある男性が村に入れず、母子は規制線を境に出会うことに。報じられた写真には、防護服を着た係員が押さえる黄色い規制線を境に、数メートル離れた場所で向かい合う母子が写っており、息子は母への差し入れだろうか、白い袋を差し出している。
この母子の写真を見た韓国のネットユーザーからは、多数のコメントが寄せられている。
「まるで南北の離散家族」
「映画のワンシーンだ」
「なんだか胸が熱くなった。なぜこんな状況になってしまったんだろう?」
「本当につらいことだ。老母を見つめる息子の心情はいかばかりだろう」
「母子は目の前にいるのに。胸が締め付けられる」
「映画のようなことが、今現実に起こっているなんて。悲しい」
「MERSのせいで、療養所で危篤状態の父との面会を禁止された」
「戦争でも起こったのか?まったくひどいやり方だ」
「38度線でもないのに、こんなことが…」
「政府には本当に失望した」
「とても切ない。初期対応さえきちんとやっていれば」
「韓国はどうしてここまで来てしまったのか」
「このお母さんはどうしてマスクをしてないのかな。こんな状況になったら使い捨てマスクでも配布すべきでは?田舎ではマスクを買うのも大変だろうに」(翻訳・編集/和氣)
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2015/6/11
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