2015年6月10日、騰訊体育は、2018年の平昌五輪での金メダル総数が史上最多となることが明らかとなったが、韓国のネットユーザーからはやゆする声が多数上がっていると報じた。

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国際オリンピック委員会（IOC）は8日、スイスのローザンヌで会議を開き、スノーボードのビッグエア、アルペンスキー混合団体、スピードスケートのマススタート、男女2人1組によるカーリングの混合ダブルスを平昌五輪の新種目に採用することで合意。これにより、大会の金メダルの数は2014年ソチ五輪の98個を上回る102個となり、史上最多となることになった。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「新競技場の建設はいつ終わるんだ？競技場の保証もないのに、種目を増やすだって？世界の笑いものにならないか、本当に心配だ」「準備が遅過ぎる。やっぱり今のうちに開催権を返上しようよ」「仁川アジア大会で十分恥をかいた。今回の五輪では再び醜態をさらさないよう、真剣に準備してほしい」などやゆするコメントが飛んだ。

また、一部のユーザーからは「韓国政府は本当にきちんと計画的に準備を進めているのか？」といった疑問や、「MERSすら防げない国に五輪開催の資格はない」といったストレートな批判。さらには、「どうして冬季五輪を開催しなければならないのか。自然を破壊し、巨額の資金を投じて建てたスキー場は、大会後には再利用不能な廃墟になるのに」「今はもう五輪を利用して愛国心を高める時代ではない。韓国は五輪開催の虚栄心を捨てた方がいい。背伸びしたことはやらない方がいい」「キム・ヨナに広報大使の重責を担わせたが、この大会は成功しそうにない。少なくとも、韓国国内ではもう大勢の人が不支持または無関心だ」など、開催する必要はないとするコメントもあった。

あるユーザーは「今やらなければならないのはMERSのまん延を食い止めること。平昌五輪に構ってるヒマはない。日本に開催権を譲った方がいい」と提案している。（翻訳・編集/北田）