2015年6月8日、シンガポール華字紙・聯合早報は日本の報道を引用して、「日本で働いている中国人実習生はひどい扱いを受けている」と報じた。

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報道によると、現在、日本は外国人実習生を16万人受け入れているが、その3分の2は中国人。農業に従事する中国人の中には、午前3時まで残業させられたり、作業スピードを上げるために手袋を付けさせてもらえないなど、「奴隷のような生活」を強いられている人がいるという。

実習生らは日本に渡るために、多額の借金をして仲介業者に保証金を支払っているため、声を上げにくい。法務省の統計では、今年1月1日時点での外国人の不法滞在は22年ぶりに増加（前年比で946人増）した。その主因は、外国人実習生の失踪が、おととしの3567件から昨年は4581件と1000件以上も増加したことだとみられている。

この問題について、中国のネットユーザーからは、次のようなコメントが寄せられている。

「小日本の恥知らずめ」

「人権は？」

「日本に行くのは裏切り者。だが、中国政府は同胞を守らねばならない」

「日本になんか行くからだ」

「自業自得」

「理想は美しいが現実は残酷だよ」

「国内での暮らしが良ければ、誰がわざわざ異国の地に苦労しに行くのか。問題の根っこを見なければいけない」

「日本経済が疲弊して十数年、失業率も高止まりしている。自国民でさえ仕事が見つからないのに、いい仕事を中国人に与えてくれるとでも思ってたのか？」

「一部の事件を取り上げて、国全体がそうだと思ってはいけない。私の知り合いにも、日本の工場で働いた人が何人もいるけど、みんな問題なく暮らしていた。中国国内には同じような問題はないっていうの？」（翻訳・編集/北田）