2015年6月8日、韓国・聯合ニュースによると、日本の知識人281人は同日、「安倍晋三首相が夏に発表する戦後70年談話におわびの文言を明記し、日本政府は慰安婦問題解決に乗り出すべきだ」と主張する声明を発表した。

【その他の写真】

東京大学の和田春樹名誉教授ら知識人281人は「2015年日韓歴史問題に関して、日本の知識人が声明する」との題名で、歴史問題をめぐって悪化する日韓関係に関する見解を発表した。声明では、「日韓間の歴史問題の中で一番先に解決しなければならないものが慰安婦問題だ」と指摘した上で、「安倍首相が植民地支配に対して謝罪した河野談話、村山談話の継承を確認するところから始める必要がある。中国や韓国などアジアの国々に苦痛を与えたという事実を再確認し、謝罪と反省の心をもう一度表明しなければならない」と主張した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「日韓関係は当然、改善させなければならない。そのためにまずは日本政府が謝罪して、韓国国民の心を癒すことが重要！」

「日本にも誠実な人がいて良かった。国籍は関係なく、平和のために頑張る人たちが集まって、安倍首相や朴大統領、金正恩を政界から追い出そう」

「この訴えは日本政府や日本国民に届いているのだろうか？」

「みんなが分かっていることを、どうして安倍首相だけ分からないの？」

「こういう日本人に救われている。もう一度だけ日本に期待してみよう」

「慰安婦問題に対する朴大統領の対応が素晴らしい。『日本の反省なしに関係改善はない』との原則を守っているから、日本人が動き出したんだ」

「慰安婦問題だけじゃない。独島（日本名・竹島）問題についても謝罪するべき」

「日本は国民と政府のレベルが違い過ぎる。日本も韓国も国民ではなく、政治をする人たちに問題がある」

「どうして『日本は十分謝罪をした』と主張する学者は間違っていると決めつける？人の話に耳を傾けないのは韓国人も同じなのでは？」（翻訳・編集/堂本）