2015年6月4日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で、中国経済は円安による悪影響を受けることがないという経済評論家による投稿があった。

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投稿者は、「財務省のデータによると、日本の4月の輸出は前年同月比で8％増加し、当初予想の6％を上回った。米国への輸出は21％増で、中国への輸出は2．4％増だった。日本と競争している韓国は影響を受け、5月の輸出が前年比で11％近く下落した。通貨安競争が激しくなる中で、中国の競争分野は異なるので影響は受けない」と伝えた。

これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「専門家が悪影響はないと言い切るとは、どんな空想から出た言葉だ？」

「中国に悪影響はないと言うならその証拠を提出してもらいたい」

「中国に影響はないというのには全く同意できない」

「影響はないというなら、輸出企業に聞いてみたらいい」

「中国は影響を受けないだって？俺はすでに影響を受けているのだが」

「中国にとっても非常に不利な事だろ」

「悪い影響が出るのはこれからだとは思うがね」

「競争分野は異なるって、ずいぶんと遠回しな言い方だなあ」

「いつになったら人民元は下がるんだ？そうすれば製造業にとっては有利なのだが」

「円安なのに、なぜ日本の電気製品や車が安くならないんだ？」

「キャノンもニコンも値下げしないし、日本旅行も安くないのはなぜ？」（翻訳・編集/山中）