天安門事件から26年、中国政府の情報統制・再評価拒否は変わらず=韓国ネット「今こそ歴史を直視すべき」「あの時市民たちが勝利していたら…」

Record China    2015年6月4日(木) 22時51分

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4日、韓国メディアによると、天安門事件から26年を迎えたが、中国当局は相変わらず、同事件に関するネット情報を統制し、事件の再評価を拒否している。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真は天安門。

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2015年6月4日、韓国・イーデイリーによると、中国の民主化運動の象徴である天安門事件から26年を迎えたが、中国当局は相変わらず、同事件に関するネット情報を統制し、事件の再評価を拒否している。

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1989年6月4日、中国政府は民主化を求める学生や市民を武力で弾圧し、多くの犠牲者を出した。この「天安門事件」から26年が過ぎたが、中国政府は今も同事件に対する厳しい統制を続けている。

中国の検索エンジンでは、「天安門事件」と検索すると「接続不可能」と表示されるという。また、4日明け方に天安門広場で行われた国旗掲揚式では、警察が身分証の提示を求めるなどして、メディアの入場を制限した。現在、香港や台湾、米国英国などで事件の再評価を要求する声が高まっているが、中国政府は応じず、既存の立場を堅持している。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「万国の自由烈士たちよ。共産党を阻止しよう!」

「中国が資本主義を選択していたら、経済水準は米国よりも高かった」

「天安門事件で市民たちが勝利していたら、中国は今ごろ自由民主主義国家になっていただろう。銃剣で市民を踏みつけ、共産党が勝利したせいで、中国は今も独裁国家を続けている」

「中国政府は今こそ歴史を直視し、歪曲(わいきょく)された歴史を正すべきだ」

「天安門事件がなぜ民主化運動なの?民主化運動とは全く関係なく始まった事件だ」

「香港は早く中国から独立するべき」

「香港では民主化運動が活発化しているが、香港がいるから中国のイメージが良くなった。これからも香港の役割は大きいと思う。世界中の人々は中国を警戒するが、香港には心を開くからね」(翻訳・編集/堂本

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