韓国でMERS感染拡大、デマが出回り「熱が出ても病院には行かない人」増加、修学旅行キャンセルなど影響広がる―中国メディア

Record China    2015年6月3日(水) 18時16分

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3日、韓国でMERSの感染が拡大している影響で、同国の209の学校や幼稚園が休校・休園している。写真は韓国・ソウル。

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2015年6月3日、中国新聞社によると、韓国で中東呼吸器症候群(MERS)の感染が拡大している影響で、同国の209の学校や幼稚園が休校・休園している。

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感染と共に庶民の不安が広がる中、ネットには「某病院に感染者が入院している。何があっても行くな」といったデマも出回っている。韓国・朝鮮日報によると、MERSの影響でデパートや映画館などの公共の場では人影もまばらで、家にこもる人が増えている。

さらに、デマに影響されたのか、たとえ発熱やせきといった不調が見られても病院に行かず市販の薬で治療しようとする人が多くなっている。ソウルに住む人からは、「風邪の症状があったため、ドラッグストアに行ったが、店は薬を求める人で長蛇の列になっていた」との声も聞かれている。MERSの影響は行楽にも及んでおり、国内の航空や鉄道ではキャンセルが相次ぎ、ソウルの高校では卒業旅行をキャンセルした学校もある。(翻訳・編集/内山)

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