2015年5月28日、韓国・ニューシスによると、米ニューヨークの韓国人父母協会が「日本人を第2次大戦の被害者として描写した『ヨーコの話』を米国の教育現場から排除する」と宣言した。

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「ヨーコの話」は日系米国人作家のヨーコ・カワシマ・ワトキンズが1986年に出版した自伝的小説。米国の多くの小中学校が教材として活用しているが、韓国では「第2次大戦直後、韓国に残っていた日本人が韓国人から乱暴された」など多くの部分が歴史的事実とは異なる内容になっていると主張している。

同協会は26日、記者会見を開き、「米コネチカット州の一部の小学校と学区に、『ヨーコの話』を教材リストから削除するよう求める書簡を発送した」と明らかにした。同協会のチェ・ユンヒ会長は、「コネチカット州で『ヨーコの話』が教材として使用されることになったのは、日本のロビー活動の成果とみられる」と分析。「2008年に日本の文部省が『独島（日本名・竹島）は日本領だ』と宣言してから、日本は米国の教育現場での歴史歪曲（わいきょく）に力を注いでいる。教科書の日本海・東海併記を義務化して、『ヨーコの話』を教育現場から排除する」と述べた。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「日本は歴史を自分たちの都合のいいように記述する。これはとても深刻な問題だ。歴史の教科書には事実が記載されなければならないのに」

「日本人は本当に卑怯。どうして誠実に生きられないの？」

「日本政府は歴史歪曲をすぐに中断するべき。慰安婦被害者に謝罪はできないとしても、歴史を変えてはいけない」

「日本人を批判する前に、在米韓国人らの行いを正すべき。韓国人の悪い行いがニューヨークのメディアに取り上げられ、私たちがどれだけ恥ずかしい思いをしているか…」

「小説の内容が100％間違っていると言えるのだろうか？」

「逃げていく日本人を、韓国人がおとなしく見送ったとは思えない」

「韓国人は、韓国に残っている日本人にも、ペコペコと従っていたということ？われわれの先祖は性格がとても良かったようだ」（翻訳・編集/堂本）