2015年5月25日、中国が旧日本軍の従軍慰安婦に関する当時の資料を国家レベルの「文献遺産」に認定したことについて、韓国・聯合ニュースが伝えた。

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中国国家档案局はこのほど、29点の文書・文献を「档案（公文書）文献遺産」に認定し、この中に「慰安婦−日軍性奴隷档案」も含まれた。この文書には、1937年12月から翌年にかけて旧日本軍が南京を占領した際の、慰安婦に関する内容が詳細に記録されている。

今回の文献遺産への「昇格」は、旧日本軍の反人道的な略奪行為を記録として残し、屈辱的な歴史も後世への証言として残していくためとみられている。関係者の一人は「慰安婦として被害を受けた多くの女性は故郷を離れ、自身の経験したことを語りたがらない」とし、「『生きた証拠』である被害者が減っていく中、こうした措置に意味がある」と語った。

これについて韓国のネットユーザーからは、中国の措置をうらやむコメントが多く寄せられている。

「直接的に行動で示す中国。韓国も学ばなければ」

「中国、よくやった」

「韓国はいつも同じ言葉の繰り返し『深い遺憾を表明』」

「中国のこういう点をうらやましがるのではなく、韓国はダメな政治を直すことを考えよう。日本の悪口を言いながら親日政治家を選ぶのは、筋が通らない」

「やはり国家には権力がないといけない。中国に輸出ができなくなると、日本の経済的損害がものすごいだろうから、日本もむやみにはできないだろう。韓国も日本製品の不買運動をしてお手本を見せなくては。韓国は政治家が腐っているし、国民は無関心だったり、熱しやすく冷めやすい性格だから駄目なんだろう」

「韓国は、資料があってもいつも日和見外交、情けない」

「中国はほんとにすごいね。口だけで遺憾だと言ってるどこかの国とは違う」

「中国からでもやってくれて良かった」

「中国みたいにやることが、そんなに難しいの？」

「わあ、カッコいい！」

「韓国では、慰安婦や独島（日本名：竹島）問題について民間団体や国民だけが解決しようとしている。政府はじっとしてるだけ」（翻訳・編集/和氣）