旧日本軍が引き起こした従軍慰安婦の悲劇、中国が当時の資料を国家レベルの「文献遺産」に指定―中国紙

Record China    2015年5月20日(水) 13時36分

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20日、現代快報によると、中国国家档案局は従軍慰安婦の状況に関する当時の資料を国家レベルの「档案文献遺産」に認定した。写真は利済巷慰安所旧址(きゅうし)。

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2015年5月20日、現代快報によると、中国国家档案局は従軍慰安婦の状況に関する当時の資料を国家レベルの「档案文献遺産」に認定した。

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「档案」は公文書を意味し、今回認定された29点の中に「慰安婦−日軍性奴隷档案」も含まれた。専門家は「慰安婦にされた女性はその境遇の特殊性から大勢の人が故郷を遠く離れ、当時の状況に触れたがらない。証言など論外。時間がたってしまい、『生きた証言』を求めることはますます困難になっている」と説明する。

この慰安婦文献の中には、市民の手によって番地名まで記された家屋が「慰安所として占拠されたが、日本が敗戦する前に廃止された」という記録も残されている。このほか、慰安所にするため家屋を奪われたと訴える市民が「家具を破壊され、家の中をめちゃくちゃにされた」と提出した損害報告書などもある。(翻訳・編集/野谷

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