公衆トイレの入り口でアイスクリーム販売、在庫はすべて男子トイレに保管―陝西省西安市

Record China    2015年5月18日(月) 8時18分

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15日、中国・陝西省西安市の市民が「公衆トイレのすぐ横でアイスクリームを販売している」と地元紙に通報。同紙記者が問題の公衆トイレを探った。資料写真。

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2015年5月15日、中国・陝西省西安市の地元紙・華商報(電子版)は、「公衆トイレのすぐ横でアイスクリームを販売している」との市民からの通報を受けて、問題の公衆トイレを探った。

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13日に同紙記者が西安市案板街にあるホテル横の公衆トイレに向かうと、入り口にはトイレ使用料5角(約10円)を受け取る男性が椅子に座っていた。男性トイレに入ると、床には大量の冷凍保存用ケースが積み上げられ、手押し車も置いてある。すべてに同じメーカーのアイスクリームのロゴが描かれていた。トイレの入り口にもアイスクリームの入ったケースが置かれており、男性は使用料を受け取る一方でアイスの販売も行っているという。

管轄の新城区食品薬品監督管理局に同紙記者が連絡したところ、職員2人が問題のトイレに到着。男性とアイスクリーム販売を依頼した経営者の女性から事情を聴いた。この女性は昨年からアイスクリームの販売を始めたが、食品販売の営業許可は得ていなかった。女性自身はこのトイレの近くにある鐘楼でアイスクリームを販売しており、トイレに在庫を保管していたのは「近くて便利だから」という理由だった。

食品薬品管理局の規定では、食品販売は汚染源から一定の距離を置くことが義務付けられており、水洗トイレからは15メートル以上離れていなければならない。同管理局は女性経営者を厳しく指導するとともに、正式な営業許可を取るよう求めた。(翻訳・編集/本郷)

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