2015年5月14日、韓国・聯合ニュースは、日本政府が「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録に向け、ユネスコ世界遺産委員会の委員国への働きかけを本格化させていると伝えた。

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「明治日本の産業革命遺産」はユネスコの諮問機関・イコモスから世界文化遺産への登録を勧告されたが、世界遺産委員会の21の委員国のうち韓国は「同遺産の23カ所の施設のうち7カ所は、日本による植民時代に朝鮮半島の出身者に対する強制労働が行われた場所である」として反発している。

こうした中、日本政府はユネスコの世界遺産委員会の委員国に関係省庁の副大臣や政務官を相次いで派遣するなど、登録に向けた働きかけを進めている。また、22日には韓国政府と協議を行い、登録への理解を求める予定だ。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「歴史を否定しているのに、韓国人を強制労働させた記録は残したいって、矛盾してない？」

「『ユネスコが一国の圧力に負けた』事例として残ることになる。同遺産の登録はむしろ、ユネスコにとって毒になる。日本よ、醜い習性を世界に見せてくれてありがとう！」

「ドイツが許すわけないよ」

「日本はこんな悲しい場所まで美化しようとするのか？」

「韓国人が嫌がっているということは、日本政府がしっかり仕事をしている証拠だ」

「韓国は世界にほぼ無視されている状態と言える。本当に情けない…」

「まだ登録されてなかったの？多くの歴史が眠る場所なのに？」

「日本が世界にかなりの影響力を持っていることは事実。韓国はまだまだ日本に追いつけない」

「朴大統領は外交が得意なはずでは？」

「感情を抜きにしてよく見てみると、とても不思議で魅力的な島だ。あの時代に作られた建物とは思えない」（翻訳・編集/堂本）