日本が特攻隊員の遺書の世界遺産登録推進、世界のメディアから厳しい指摘も=「世界遺産とは関係ない」「登録には反対だけど…」―韓国ネット

Record China    2015年5月14日(木) 13時41分

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13日、韓国・聯合ニュースは、南九州市が特攻隊の遺書を世界記録遺産に申請するとした記者会見で、各国メディアは冷たい反応を見せたと報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真は「神風」などの鉢巻。

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2015年5月13日、韓国・聯合ニュースは、日本の鹿児島県南九州市が第2次大戦当時の特攻隊員の遺書を世界記録遺産に申請するとした記者会見について、「各国メディアは冷たい反応を見せた」と報じた。

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報道によると、南九州市は13日、東京の外国特派員協会で特攻隊を長年研究してきた米国出身の教授同席の下で会見を開き、「戦争の悲惨さを後世に伝え、これを繰り返さないようにする教えを伝える資料」として、いわゆる「神風特攻隊」の遺書などを世界記録遺産に登録する構想を述べた。

これに対し、各国のメディアからは「世界記録遺産という名を利用しているという懸念もある」「戦争の責任は誰にあるか」「日本政府がユネスコの世界文化遺産に推薦して登録が有力になった23の産業施設のうち、7カ所が強制労働の現場である。このことについての議論がある中で申請することは時期的に適切ではないのでは」などの指摘が出たという。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「世界のメディアも理解しているようだ。日本には常識というものがない」

「日本のやることには、メディアもあきれているようだ」

「遺書がなぜ、ユネスコ世界遺産に登録されねばならないんだ。再び戦争を行う準備だろうか?メディアもその点が聞きたかったのではないか」

「メディアがいくら騒いでも、日本がユネスコに金を渡して、結局、登録されてしまう」

「戦争を2度と起こさないために特攻隊の遺書を世界遺産に登録するとは、どういう意味なのだろう。詳しく聞きたい」

「記事は否定的に書いてあるけど、結局は登録されるだろう」

「当時の日本軍パイロットの愛国心は高かったことは事実だ。しかし、これと世界遺産とは完全に別もの。私も登録には疑問がある」

「彼らも生きたかっただろう。登録には確かに反感もあるが、特攻隊員のこのような歴史を明らかにすることには賛成する」(翻訳・編集/三田)

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