2015年5月12日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の企画財政部は「最新経済動向」（グリーンブック）で、韓国の雇用の伸びがやや鈍化し、原油価格の下落を背景に物価安が続いているものの、経済は緩やかに回復していると指摘した。環球時報（電子版）が伝えた。

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対外的には円安や世界経済の回復の原則といった不確定要因に直面しつつも、不動産などのけん引により国内消費、投資が増加しており、景気回復の兆しが強まっているとした。

2015年第1四半期の民間消費は前期比0．6％、前年同期比で1．5％増加した。設備投資は前期と変わらず、建設投資は前期比7．5％増加した。

4月は自動車の国内販売台数が前年同期比2．8％増加、ガソリン・軽油の販売量は8．7％増加した。百貨店の売上は1．5％、クレジットカードの国内利用額は15．3％増加、住宅の取引価格は前期比で0．4％増加した。

報告書は、寒さの影響やドル高によって、今年第1四半期の米国のGDP増加率が減速し、欧州中央銀行の量的緩和継続とユーロ安が経済の回復にプラスに働いていると指摘している。（翻訳・編集/岡本悠馬）