2015年5月10日、中国・テンセント（QQ）は韓国メディアの報道を引用し、「東京夏季五輪、協賛金史上最高額も、韓国ネットではボイコットの声」と題した記事を掲載した。

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2020年開催の東京夏季五輪はすでに12社とスポンサー契約しており、協賛金は募集から3カ月余りで目標の1500億円に達した。東京夏季五輪は史上最高額の協賛金が集まるとの見方が強い。

一方、2018年に開催の韓国・平昌冬季五輪は4月初めに6社目のスポンサーと契約したが、目標額には達しておらず苦戦している。

順調に準備を進める東京五輪の現状に韓国ネットも注目している。韓国のネットでは、「東京夏季五輪は最も協賛金が集まる大会になるだろうな。これは想定内」「ぜひ東京夏季五輪を現場で観戦したい」と好意的な意見が見られる中、「平昌冬季五輪は東京夏季五輪を見習い、いかにしてスポンサーを集めるのか、そして経費を節約する方法を学ぶ必要がある」と自国に苦言を呈する声もあった。一方、「日本は放射能汚染が深刻。選手は自身の安全のためにも東京夏季五輪をボイコットすべき」と否定的なコメントが多数寄せられた。

これに対し日本のネットユーザーが反撃。韓国のボイコットの声に対し「韓国がボイコットすれば平和な大会になる」と韓国に東京夏季五輪に参加しないよう求める声が多く聞かれた。さらに、順調な東京夏季五輪に対し平昌冬季五輪がスポンサー集めに苦戦していると指摘したうえで、「東京夏季五輪が評価されるたことに腹が立つのは理解できるが、これが実力の差だ！」「韓国は順調な日本をねたんでいる」との声も見られた。（翻訳・編集/内山）