2015年5月9日、韓国・聯合ニュースTVによると、米韓原子力協定が改正され、韓国での核原料リサイクルをはじめ、ウラン濃縮への道が開かれ、韓国政府が原子力潜水艦3隻の建造を希望しているとみられている。

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韓国軍は垂直発射台を搭載し、潜対地ミサイルを発射することができる3000トン級潜水艦9隻を実戦配備することにし、建造に着手した。米自由アジア放送（Radio Free Asia）によると、外部の専門家は、6隻は既存のディーゼル式とし、残りの3隻の動力源は、まだ確定していない状態であり、原子力潜水艦を建造する方法を模索しているとみている。専門家によると、ウランを20％まで濃縮することができるようになると、核兵器製造には十分ではないものの、原子力潜水艦の動力としては使用することができる。だが、原子力潜水艦の建造は容易ではないという指摘が出ている。原子炉の小型化をはじめ、解決すべき技術的課題が多い上、先進国からこれらの技術供与を受けることも容易ではないからだ。また、核不拡散政策をとっている米国を、どのように説得するかも大きな障害になるとみられている。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「どんな手を使っても原子力潜水艦を保有しなければならない。それが戦争抑止力になる」

「作るのはよいが、今の軍部主導の下では、不正部品の納入や原価削減で欠陥品となり、潜水艦乗務員がことごとく被爆してしまうんじゃないか？」

「作る必要があるだろう。米国が永遠に韓国の味方かどうかも疑問だ。自らの手で自国を守る能力を保持する必要がある」

「米国の許可以前に、韓国国内だけでも超えなければならない課題が山積している」

「原子力潜水艦があれば、中国もけん制できる」

「原子力潜水艦にも魚群探知機（韓国海軍の救助艦のソナーが、不正部品納入で、漁船用の「魚群探知機」であり、『高性能マグロ漁船を建造したのか』などと批判された）を設置して、敵を粉砕しよう」

「原子力潜水艦って、作れるのか？それとも、自爆専用か」

「THAAD（アメリカ陸軍が開発した弾道弾迎撃ミサイルシステム）配備は中国の許しを得なければならず、原子力潜水艦は、米国の許しを得なければならない」

「ディーゼル式はやめて、全て原潜にした方がよい」

「原潜作って、輸出もしよう」

「先進国の技術導入がなくても、純国産技術でも作れる」（翻訳・編集/三田）