2015年5月2日、韓国・聯合ニュースは、村山富市元首相が、安倍晋三首相の米議会演説と夏に発表する戦後70年談話に苦言を呈したと報じた。

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日本メディアによると、村山元首相は2日のテレビ番組に出演し、安倍首相が夏に発表する戦後70年談話について「歴代内閣の立場を引き継ぐからいいと言ってごまかすぐらいなら、もっとはっきり言った方が素直に伝わる」と批判した。

村山元首相はまた、安倍首相が米上下院合同演説で、第2次大戦について「痛切な反省」と表明しながらも、1995年の「村山談話」に明記された「植民地支配と侵略」「心からの謝罪」に言及しなかったことについて、「オブラートに包み、隠蔽（いんぺい）するような印象を与えるのは、かえって不信を募らせる」と批判した。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「もう日本の話はやめよう。恥の歴史を探し出してどうする」

「日本はいま、安倍の自民党をけん制するだけの野党の力がない。日本の民主党は支離滅裂だし…」

「安倍は日本の独裁者だ」

「村山元首相は正確に見抜いている。安倍は侵略を認めず、謝罪はおろか、独島（日本名：竹島）と韓半島の再侵略を意識している。安倍はトリック演説を行った」

「村山元首相のような方がずっと日本の首相でいたら、安倍のような政治家が政界で声を上げることもなかったはずなのに…。日本が過去の歴史と慰安婦に心から謝罪をしていたら、恐らく反日感情もなかったのに」

「周辺国と外交摩擦を起こし、村山元首相とは大違いの安倍が日本国民に支持を受けている。非常に深刻な問題だ」

「安倍よ、村山元首相をちょっとは見習え」

「安部よ、しばらくしたら、得たものより失ったものの方が多かったことを知るはずだ。真実に勝る勝者はいない」

「村山元首相は正しいこと言っているが、安倍がやっていることは、武力より一枚上手の知恵を使った外交だ。演説の内容も、歴代内閣の発言をギリギリのところで包含しているとも言えなくもない。日本は徹底的に準備して、今後50年、100年先まで見て行動している。いい加減な対応では日本の相手にはならない。今からでも、ちゃんとやろう」（翻訳・編集/三田）