2015年4月29日、韓国・聯合ニュースによると、韓国監察院は28日、中国人観光客が団体ツアーから無断で離脱し不法滞在する問題について、文化体育観光部が問題のある旅行会社を公表しているが、特別な対策は講じていないため、依然として管理上の不備が存在していると指摘した。30日付で中国・環球時報（電子版）が伝えた。

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監察院によると、文化体育観光部は1998年から「中国専門旅行社制度」を導入。旅行会社に対し、観光客が無断でツアーから離脱した場合、現地の出入国管理事務所および警察当局に直ちに通報するよう義務付けている。

文化体育観光部は2013年〜14年10月、ツアー客の管理に問題のあった旅行会社84社を公表したが、特別な対策は講じていない。

無断でツアーから離脱した中国人観光客は667人、うち不法滞在者は460人に上っている。（翻訳・編集/柳川）