中国、南シナ海での岩礁埋め立てに反論=「フィリピン、ベトナムも飛行場、軍用施設を建設」―中国メディア

Record China    2015年4月30日(木) 22時16分

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29日、中国外交部の洪磊報道官は、中国の南シナ海での岩礁埋め立てについて、「フィリピンやベトナムが、違法に占拠した中国の南沙諸島の島・岩礁を埋め立て、飛行場を造り、ミサイルなどの軍用設備まで配置している」と反論した。写真は南沙諸島。

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2015年4月29日、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は定例記者会見で、中国の南シナ海での岩礁埋め立てについて、「フィリピンやベトナムが、違法に占拠した中国の南沙諸島の島・岩礁を埋め立て、飛行場を造り、ミサイルなどの軍用設備まで配置している」と反論し、「直ちに中国の主権と権益に対する侵犯をやめるよう要求する」と述べた。新華社通信が伝えた。

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洪報道官は、フィリピンが南沙諸島の中業島に飛行場や埠頭(ふとう)、中業島、馬歓島、費信島にいわゆる「観光施設」を建設し、仁愛礁では座礁した軍艦で違法占領を強化していると指摘。

ベトナムについては、南沙諸島の20数カ所で大規模な埋め立てを行い、埠頭や飛行場、ミサイル基地、ビル、軍事基地、ホテルなどの施設を建設したとした上で、「中国はこれらの違法行為に断固反対し、中国の主権と権益を侵害する言動を直ちにやめるよう求める」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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