ロシア共産党が「抗日戦勝記念日」法案提出、可決も=日本メディアは「対日けん制で中ロ共闘」に懸念―中国紙

Record China    2015年4月30日(木) 18時37分

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30日、中国・環球時報(電子版)は、ロシアで、9月3日を「抗日戦勝記念日」に制定する法案が下院に提出され、可決に至る可能性があると報じた。資料写真。

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2015年4月30日、中国・環球時報(電子版)は、ロシアで、9月3日を「抗日戦勝記念日」に制定する法案が下院に提出され、可決に至る可能性があると報じた。

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29日付のロシア・イタルタス通信によると、ロシア共産党議員団は28日、9月3日を「ソ連人民の抗日戦勝記念日」に制定する法案を下院に提出した。法案では、9月2日の「第2次大戦終結の日」を廃止し、9月3日を「抗日戦勝記念日」に制定するよう、関連法の修正を求めている。

共産党議員団は、現行の「第2次大戦終結の日」に「戦勝」や「日本」という重要な言葉が欠落していると指摘。「第2次大戦は自然に終結したような印象を与える」「偉大な勝利が、誰に、どのような方法で、どのような代償を払って成し遂げられたのか不明確だ」「戦争は9月2日に終わったわけではない。対独、対日の戦争は異なるものであり、戦争が終結した時間も同一ではない」などと主張した。

29日付の日本メディアは、ロシア共産党がプーチン政権と協力関係にあることから、同法案が可決に至る可能性もあると指摘。中国も9月3日を「抗日戦勝記念日」としていることから、同法案が可決されれば、対日けん制で中ロ共闘がより強化されることになると報じた。(翻訳・編集/柳川)

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