訪米の安倍首相、慰安婦問題で「謝罪」明言せず=米学生相手に質疑応答―中国メディア

Record China    2015年4月28日(火) 9時29分

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27日、中国新聞社は、同日に米ボストン郊外のハーバード大ケネディスクールで講演した安倍晋三首相が、従軍慰安婦問題に関する学生からの質問に対し、「謝罪」の言葉を使用しなかったと報じた。写真はソウルの日本大使館前の慰安婦像。

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2015年4月27日、中国新聞社は、同日に米ボストン郊外のハーバード大ケネディスクールで講演した安倍晋三首相が、従軍慰安婦問題に関する学生からの質問に対し、「謝罪」の言葉を使用しなかったと報じた。

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安倍首相は、学生との質疑で、慰安婦問題について問われ、「人身売買の犠牲となって筆舌に尽くしがたい思いをされた方々のことを思うと、今でも私は胸が痛む。この思いは、歴代首相の思いと変わらない」と述べたが、「謝罪」の言葉は使用しなかった。

韓国系団体「ワシントン慰安婦問題連合」は先ごろ、ワシントンで記者会見し、安倍首相が訪米中、慰安婦問題について謝罪するよう求めていた。安倍首相の米議会演説に合わせ訪米した元従軍慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)氏は、「歴史の生き証人として安倍首相の前に立ちたい」と述べていた。

27日付の韓国・聯合ニュースは、安倍首相のボストンでの講演について、「慰安婦問題に関する発言で、これまでと異なるものは全くなかった。日本側はあいまいな表現を続け、明確に謝罪しなかった」と指摘。慰安婦を「人身売買の犠牲者」と表現したことについて、「日本が責任から逃れようとするものだ」と報じた。(翻訳・編集/柳川)

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