水性塗料を社長自らイッキ飲み!思わぬ墓穴掘った“動物虐待”販売戦略―陝西省西安市

Record China    2007年8月23日(木) 12時27分

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22日、陝西省西安市内で、水性塗料を社長自ら飲んで、安全性を訴えるという非常識な販売会があった。しかし社長が飲む羽目になったのは成り行きだった…。

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2007年8月22日、陝西省西安市内で「イッキイッキ!」と大勢がはやし立てる声が鳴り響いた。ここはコンパ会場ではなく、水性塗料の販売会場。観衆が見守る中、まるで牛乳を飲むように水性塗料を一気飲みするのはこの製品の会社社長。

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もともと社長は、水性塗料が安全であることを強調するため犬と猫を連れてきて、客の前で塗料を舐めさせて見せた。しかし、動物虐待だと客が見とがめ、騒ぎ出した。「そんなに安全なら自分が飲め!」「そうだ、飲めたら買ってやる!」

思いがけない展開に社長も内心うろたえたが、もう引っ込みがつかない。そこで一気飲みと相成った。おいしそうに飲んで見せたので、中身を疑った観衆の1人がコップを奪って飲んでみた。「ちょっと苦いけど、まあ飲める」それを聞いた10歳の男の子も手を出した。飲んだ直後に嘔吐。5分ほどで体調は回復したが、万が一の事態に至らずに済んだのは幸いだった。

結局、人間が飲むのは行きすぎだ、と客の失笑を買っただけで、塗料は買わずに立ち去ったとか。(翻訳・編集/WF)

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