韓国を揺るがす汚職疑惑、渦中の大統領府前秘書長が秘密裏に日本に入国、検察の調査逃れが目的か―韓国メディア

Record China    2015年4月21日(火) 20時28分

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21日、韓国メディア・ニューシスは、韓国を揺るがせている「資源外交」絡みの汚職疑惑をめぐり、渦中の人物となっている金淇春氏が騒動のさなか日本に秘密裏に渡航していたと報じた。写真は韓国大統領府。

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2015年4月21日、韓国メディア・ニューシスは、韓国を揺るがせている「資源外交」絡みの汚職疑惑をめぐり、渦中の人物となっている金淇春(キム・ギジュン)氏が騒動のさなか日本に秘密裏に渡航していたと報じた。金氏は大統領府の前秘書長を務めた人物だ。環球網が伝えた。

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李明博(イ・ミョンバク)政権時代の「資源外交」に際し、不正な金銭授受があったとされるこの問題は、建設会社前会長の成完鍾(ソン・ワンジョン)氏が「賄賂を渡した相手」として8人の名前を記したメモを残し、命を絶っている。この8人の中に金氏も含まれており、受け取った額は10万ドル(約1200万円)に上るとみられている。

金氏が東京行きの飛行機に乗るのを目撃されたのは19日で、目撃者の話では妻とともにビジネスクラスの座席に乗ったもようだ。金氏はこれまで調査に協力すると何度も表明しているが、成氏と会った事実について虚偽の発言をしており、今回の出国は検察の調査を逃れるためのものではないかと疑惑が高まっている。これに対し、金氏側は「日本への渡航は妻の病気治療のため」と説明した。

今回の出国騒ぎについて、野党からは疑惑が持たれている8人の資金凍結、出国禁止を求める声が上がっている。(翻訳・編集/野谷

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