香港大学「中国での交流活動参加」を義務付けか、学生は猛反発―米メディア

Record China    2015年4月22日(水) 8時59分

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20日、香港大学の新任副学長がこのほど、すべての学生に対し「22年から中国本土での交流活動参加を義務付ける。拒否する学生は入学するな」と表明したところ、学生たちが激しく反発している。写真は香港大学。

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2015年4月20日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、香港大学の新任副学長がこのほど、すべての学生に対し「22年から中国本土での交流活動参加を義務付ける。拒否する学生は入学するな」と表明したところ、学生たちが激しく反発している。

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香港メディアによると、副学長は17日夜、香港大学の全学生を対象に、強制的に中国本土での交流活動に参加させる計画を発表した。これに対し学生側からは「言い過ぎだ」、「政治的な背景があるのではないか」、「本土に強制的に連れて行き(愛国心を養う)『国民教育』を受けさせるのだろう」、「経済的にも負担が大きい」など、反対意見が相次いだ。

さらに、大学の学生会も「香港以外の地域へ行き、見聞や視野を広げる目的には賛同するが、ある特定地域に強制的に活かせるのは反対だ。交流が教育的な必要性に基づくべきで、若者へ圧力をかけるべきではない」と表明した。

香港大学の広報担当者は「教授や学生たちの意見をさらに聞きたい」としている。香港大学は香港高等教育機関のトップとされるエリート校。(翻訳・編集/大宮)

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