北京を襲った「13年間で最悪」の黄砂、中央電視台「でかパン」ビルの外壁ガラス清掃がやり直しに―中国メディア

Record China    2015年4月18日(土) 18時48分

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17日、中国メディア・北京青年報によると、北京市を襲った過去13年で最悪の黄砂の影響で、外壁ガラスを清掃中だった中国中央電視台本部ビルが再び汚れ、清掃作業のやり直しを余儀なくされている。

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2015年4月17日、中国メディア・北京青年報によると、北京市を襲った過去13年間で最悪の黄砂の影響で、外壁ガラスを清掃中だった中国中央電視台(CCTV)本部ビルが再び汚れ、清掃作業のやり直しを余儀なくされている。

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CCTV本部ビルは、高さ234メートル52階建ての建物と、194メートル44階建ての建物2棟が接続されたような構造になっており、その奇抜な外観から「でかパン」の愛称で呼ばれている。

清掃会社によると、CCTVとは外壁ガラスを1年に3回清掃する契約を結んでいるが、本部ビルは特殊な形をしているため、一般のビルと比べて外壁清掃の難度は高く、工期も比較的長くかかる。清掃費用に関しては、1回当たり十数万元(約200万〜400万円)が必要で、年間費用は50万元(約960万円)程度になる。

関係者は、今回の外壁ガラス清掃は黄砂の襲来によってやり直しせざるを得ず、当初の予定が大きく狂ったと話す。CCTVとの契約には、外壁清掃業務完了までに天気など不可抗力の原因によって再び汚れた場合には、やり直しするとの内容が含まれており、清掃会社にとっては予定外の出費となる。ただし、やり直しの費用に関しては、契約に基づいてCCTVとの折半になる予定だという。

一方、今回の黄砂の襲来によって外壁清掃の特需が発生したかどうかについて、記者が複数の清掃会社に取材したところ、これまでのところ特別な状況は発生していないという。(翻訳・編集/秋田)

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