韓国大統領側近の不正資金疑惑、首相にも飛び火=自殺の前会長から金銭授受か―韓国メディア

Record China    2015年4月15日(水) 23時11分

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15日、韓国の朴槿恵大統領の側近らの不正資金疑惑で、韓国メディアは「自殺した建設会社の前会長側が李完九首相側に3000万ウォン(約330万円)の裏金を渡していた」と報じた。

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2015年4月15日、環球時報(電子版)によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の側近らの不正資金疑惑で、韓国メディアは「自殺した建設会社の前会長側が李完九(イ・ワング)首相側に3000万ウォン(約330万円)の裏金を渡していた」と報じた。李首相はかつて反腐敗、反汚職を呼びかける国民向け談話を発表していたことから「テレビドラマの逆転劇のようだ」と皮肉る声が出ている。

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韓国メディアによると、李首相が13年4月の国会議員再補選に立候補した際、元会長側が3000万ウォンの裏金を渡していたことを証言する録音テープが14日公開された。韓国政界全体を揺るがすスキャンダルに発展している。

李首相は同日の国会答弁で「(捜査当局の)調査を受け始めた。もし私が金銭を授受したことを証明する物証が出たら、私は命を捧げる」と語り、疑惑を強く否定した。大統領府(青瓦台)関係者は「朴大統領は16日から外遊するため、首相の去就問題での責任を負えない」と説明。野党は「現職の首相が疑われるなど前代未聞だ」と批判している。(翻訳・編集/大宮)

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