Record China 2015年10月9日(金) 11時44分
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8日、今年のノーベル文学賞にベラルーシのスベトラーナ・アレクシエービッチ氏が選ばれた。これに、中国のネットユーザーが反応を示している。写真はベラルーシの首都ミンスク。
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2015年10月8日、今年のノーベル文学賞にベラルーシのスベトラーナ・アレクシエービッチ氏が選ばれたとの報道を受け、あるネットユーザーが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で「受賞が見込まれていた村上春樹氏は今回も賞を逃した」とつぶやいた。
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中国中央テレビ(CCTV)は8日、スウェーデン・アカデミーがノーベル文学賞の受賞者としてアレクシエービッチ氏の名を発表したと報じた。同氏はジャーナリストとしての経歴もあり、代表作には「戦争は女の顔をしていない」「チェルノブイリの祈り」などがある。一方、毎年のように受賞が有望視される村上氏の作品は中国でも数多く翻訳されており、今回の結果について中国のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられている。
「村上氏はどうして今回も選ばれなかったのだろう」
「今年こそはと思っていたのに」
「ノーベル賞は国際的な賞だけあって選ばれるには作品により重厚感を持たせることが大切なのではないだろうか。アレクシエービッチ氏にはおめでとうと言いたい」
「村上氏の作品だってすごく奥が深い。しかし、これをさらりと表現しているから選考委員会の好みに合わなかったのだろうか」
「アレクシエービッチ氏の作品…1冊も読んだことがない」
「アレクシエービッチ氏は、技巧にこだわって男女のロマンスにだけ着目するような作家ではない。戦争、歴史、政治などを通して人間の性質と人類の運命を観察してきた記録者だ。これには大きな勇気と良識が必要。彼女の受賞は当然だ」
「次のノーベル賞受賞者は天津市民かな」(※中国天津市では8月に危険品倉庫の大爆発が発生)
「こんなに多くのユーザーが村上氏に関心を示していることにビックリした」
「中国語の翻訳版がすばらしいせいかな」
「確かに村上氏の知名度はこの女性作家より上。しかし、彼女に拍手を送ろうよ」(翻訳・編集/野谷)
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