真夏の空に舞う雪の花？実は化学工場からの泡―江蘇省南京市

2007年8月16日、江蘇省南京市の工業開発区で空から白いものが降ってくるのが確認された。遠くから見ると8月の空に舞う幻想的な雪花のようにも見えるが、実はこれ、化学工場から出ている白い泡だったのだ…

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午前6時40分、記者が現場に駆けつけると、この“雪”はまだ降り続いていた。付近で朝食を買っていた男性に話を聞いたところ、男性が起きた午前3時ごろにはすでに降っていたという。“雪”が降ってくる方向を目で追うと、化学工場の冷却塔から出ているのが分かる。冷却塔周辺の地面は雪が積もったように白くなっていた。

工場の責任者によると、大量の洗剤を使って冷却塔を洗った際、巨大なファンにより白い泡が雪のように舞い散ってしまったのだという。この泡が人体に影響を及ぼすことはないと話している。(翻訳・編集)