中国人観光客、日本に今度は「爆花見」、相変わらずのマナー違反、中国大使館は注意喚起

Record China    2015年4月5日(日) 7時40分

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春節期間中に続き、花見シーズンを迎えた日本を中国人観光客が大挙して訪れている。「爆花見」といわれるほどだが、マナーの悪さは相変わらずで、在日中国大使館も注意喚起している。写真は都内。

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2015年4月4日、春節期間中に続き、花見シーズンを迎えた日本を中国人観光客が大挙して訪れている。「爆花見」と形容されるほどだが、行儀の悪さは相変わらずで、在日中国大使館は注意を喚起。東京の公園に大量のごみが放置されている光景に、中国のネットユーザーは「また中国人観光客のせいに」などと嘆いている。

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上海日本総領事館の統計によると、3月に中国人に発給した観光ビザは過去最多の14万6000件。春節期間に日本で「爆買い」した中国人観光客が話題になったばかりで、今度は花見を楽しもうと日本を訪れる現象に、日本のメディアは「爆花見」という新たな言葉を作り出した。

こうした中、中国・騰訊網は700本の桜があり日本有数の花見スポットの東京・上野公園に「花見のマナー5原則」を告知する中国語の看板が設置されている、と報道。香港・鳳凰衛視(フェニックステレビ)も「“爆買い”など、中国人観光客の旺盛な購買意欲は日本人に歓迎されているものの、一部の中国人観光客のマナー違反が現地の人の反感を買っている」と伝えた。

フェニックステレビは上野公園で屋台を営む女性の「ごみを捨てないでそのままにして帰っちゃうのが中国人。中国人が一番悪い!」との声を紹介。同テレビの記者が東京・新宿御苑で取材中にも、写真撮影をする際に木の枝を引っ張ったり、子どものために木の枝を折ったりする行為が見られ、記者がとがめたところ、反論する中国人観光客もいたという。

中国メディアによると、あまりの振る舞いに在日中国大使館も先日、花見に日本を訪れる中国人観光客に「木々や花々を大切に。みだりに踏みつけたり、木に登ったり、枝を折ったりしないように」と、呼び掛けたとされる。

一方、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)には「東京の代々木公園。花見客が残していった大量のごみ」との書き込みと大量のビニール袋や空き缶、ペットボトルなどが散乱している写真が掲載された。

これについて、中国のネットユーザーは

「(日本には)ごみは一つも落ちていないんじゃなかったのか?」

「日本人はごみのポイ捨てをしないんじゃなかったのか?」

「世界の人々はみな同じ」

などと皮肉っぽく指摘。

半面

「日本人はそんなことしないだろうから、中国人がやったんだろうね」

「さて、これを見てどれだけの人が中国人を批判するか」

「『中国人が捨てた』って言い出すやつがいるだろうな」

「中国人:『この責任は私が負います』」

「また中国人観光客のせいにされるんだろうな」

「『これは全部、桜を見に来た中国人がやった。外国人はそんなに素養の低いことはしない』と言われるだろう。中国人の悲哀」

などのコメントも少なくなかった。(編集/KU)

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