外資系サラリーマンら富裕層が激増、2015年には850万世帯に!

Record China    2007年8月16日(木) 13時21分

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15日、マスターカード・アジア太平洋地区主席経済顧問の王月魂(ワン・ユエフン)博士は中国の富裕層に関する調査結果を発表。2015年時点で850万世帯の富裕層が誕生する見通しを示した。写真は王博士。

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2007年8月15日、マスターカード・アジア太平洋地区主席経済顧問の王月魂(ワン・ユエフン)博士は中国の富裕層に関する調査結果を発表した。王博士は中国の富裕層の基準を世帯収入年2万5000ドル(約300万円)以上と設定。2005年時点で290万世帯の富裕層が存在していたが、2015年には850万世帯に激増する見通しだ。

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中国の富裕層は、第一に大都市に集中する傾向が挙げられる。北京市、上海市、広州市の3大都市で富裕層の39%を占めるという。大都市への集中傾向は今後も持続する見通しだ。

第二に、富裕層が極めて若いことが挙げられる。富裕層のうち31歳から46歳が占める割合は64%に達するという。この傾向は他国と比べ極めて特殊だ。また男女比では男性が76%と圧倒的多数を占めた。彼ら、中国の富裕層の大部分は、外資系などの会社で高給を得ているサラリーマンで、起業や遺産相続によって資産を形成した富裕層はまだまだ少ないという。

中国の富裕層は、極めて高い購買力を持つが、今、彼らの間に流行しているのが海外旅行だという。中でも香港は高い人気を誇る。富裕層全体の85%が、ビジネス、旅行を問わず何らかの理由で香港を訪問済みだ。その他の人気目的地は、マカオ、タイ、シンガポール、日本が挙げられる。また新たに、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアの人気が高まっている。(翻訳・編集/KT)

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