2015年3月30日、春の到来で韓国では自転車に乗る人が増えているが、これに関連して中国網は韓国メディアの報道を引用し、「韓国の輸入自転車、9割超が中国」と題した記事を掲載した。

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韓国関税庁は28日、過去3年間の自転車輸入状況を公表。それによると、2014年は192万台の自転車を輸入し、中国が99．1％を占めた。中国製の自転車輸入は年平均8．8％の増加を見せている。韓国の自邸者の平均的な価格は107ドル（約1万3000円）だが、中国製は平均80ドル（約9600円）、欧米は7〜800ドル（約8万4000〜9万6000円）に達する。

中国製の自転車が多い理由として、報道では「中国で自転車を生産し、韓国に輸出する韓国企業が多いことが、韓国の輸入自転車で中国製の比重が大きい原因の一つ」と指摘。一方で、「中国製の自転車は韓国国内でも製造できるのだが、中国を発展のチャンスと見た韓国企業の多くが依然として中国で製造している。これにより、中国で雇用を作り出し、利益を中国が得る結果となっている」と問題点を挙げている。（翻訳・編集/内山）