韓国、お札刷って景気浮揚?資金投入は奏功するか=「安倍首相の政策と同じじゃないか」「大企業が甘い蜜を吸うだけ」―韓国ネット

Record China    2015年3月28日(土) 6時10分

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26日、韓国・世界日報は、韓国銀行が基準金利を、史上初となる年間1%台に引き下げても足りず、さらに追加資金を市場投入したと報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真は韓国ウォン。

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2015年3月26日、韓国・世界日報によると、韓国銀行(韓銀)が基準金利を史上初となる年間1%台に引き下げても効果は薄く、5兆ウォン(約5400億円)の資金を市中に投入したほか、10兆ウォン(約1兆800億円)の景気刺激策も発表した。

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韓国銀行のユン・ミョンシク副総裁補は、「(資金投入は)政府の政策金融とは別に、韓銀が成長潜在力の拡充のために使用した基準金利引き下げの次に重要な手段である」とし、「昨年下半期以降、基準金利を3回引き下げ、融資限度も一度増額したが、まだ資金調達に困難を感じている中小企業が多く、資金の流れを支援するために実施した」と説明した。

ローン限度額が5兆ウォン(約5400億円)増額されると、都市銀行は独自の資金まで合わせ低利で資金を貸し出せることになる。韓銀関係者は「支援の方法によって韓銀と市中銀行の間の資金配分率が異なるが、今回の措置で実際の企業に追加供給される資金は約15兆ウォン(約1兆6000億円)に達し、金利もおおむね最低0.6%以上低くなる」とした。しかし、政府と韓銀のこのような対策が奏功するかは未知数だ。企業はまだ投資を敬遠しており、冷えきった消費者心理もなかなか溶ける気配を見せていない。

こうした状況に、韓国のネットユーザーからさまざまな意見が寄せられている。

「韓銀で印刷したお札って、最初にどこに行くんだ?」

「刷った札は直接銀行口座に入れてくれ」

「金を投入したら景気浮揚になるのか?結局インフレになって資産を持っている人だけに有利な政策になる」

「不動産投機を促進するだけの政策だ。何の意味もない」

「いくらお札を刷っても、今日の昼食は変わらない」

「私は今、失業中で仕事がない。私のような人間にはこんな政策は高嶺の花だ」

「これって、日本の安倍首相の政策と同じじゃないか?」

「大企業が甘い蜜を吸うだけだ」

「庶民もバカじゃない。負債が増えていることはわかっている。近いうちに返さなければならないのに、それでも金を使いたいだろうか?」(翻訳・編集/三田)

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