格安航空会社の安全性に懸念高まる、事故発生率が高いデータは存在しない―中国メディア

Record China    2015年3月26日(木) 22時41分

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26日、ドイツの格安航空会社(LCC)ジャーマンウイングスの旅客機9525便が24日、フランス・アルプスの山深い場所に墜落し、乗客乗員150人全員が死亡した。

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2015年3月26日、新華社によると、ドイツの格安航空会社(LCC)ジャーマンウイングスの旅客機9525便(A320機)が24日、フランス・アルプスの山深い場所に墜落し、乗客乗員150人全員が死亡した。

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昨年12月28日、インドネシアのLCCエアアジアの8501便が墜落し、乗客乗員162人全員が行方不明となってから、3カ月もたたない間に、今回再びLCCが墜落事故を起こしたとあり、「LCCの飛行機に乗るのは安全なのか?」と懸念する声が上がっている。

▼LCCでも高い安全性

LCCは格安チケットを提供しているものの、順守すべき航空運営規則は他社と同じ。順守しなければ営業停止に追い込まれる。LCCの事故発生率が従来型の航空会社より高いことを示すこれまでのデータはない。

米国のサウスウエスト航空は1967年に設立されたLCCの老舗。保有機材数は600機以上を数え、2年連続で米国国内線の利用者数が最も多かった航空会社になっている。スイスの航空輸送格付け機関から「世界で最も安全な航空会社」の10社のうちの1社に選定されている。その他の欧米の主なLCCも高い安全性を誇っている。

例えば、エアアジアは09年から14年まで、6年連続で、「ローコストキャリアナンバー1」に選ばれた。また、昨年12月28日に8501便が事故を起こすまで、高い安全性を誇り、大きな航空事故を起こしたことはなかった。今回事故を起こしたジャーマンウイングスも、これまでに大きな航空事故を起こしたことはなかった。また、LCCの航空機が欧州で墜落事故を起こしたのは今回が初めてだった。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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