最終兵器「スズメ」!緑地保護対策に200羽を購入―貴州省鳳岡県

Record China    2007年8月15日(水) 13時25分

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14日付の報道によると、貴州省鳳岡県城市管理局は前日13日より県内の緑地保護のため、1羽10元で購入した200羽のスズメを害虫駆除対策に使用する。

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2007年8月14日付の報道によると、貴州省鳳岡県城市管理局は前日の13日、県内の緑地保護のため野生のスズメ200羽を購入したと発表。

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鳳岡県城市管理局賈黔強(ジア・チエンチアン)局長はその理由について、同県の野生のスズメは毒性の強い農薬散布やネズミ駆除対策が原因で1990年代初めに絶滅。スズメがいなくなったことで生態系が乱され害虫が大繁殖、農作物は毎年甚大な被害を受けていたと指摘。害虫駆除のために多額の費用と労力が費やされるため、ついに「自然界の殺し屋」スズメを導入することに決定したと説明。

鳳岡県では近年、緑化対策に力をいれており、今年末までに300万元(4800万円)を投入。すでに30%だった都市緑化率は45%まで上昇したという。今回、1羽10元(160円)で購入した200羽のスズメたちによる害虫駆除に期待するとともに、その愛らしい姿は住民の心を和ませてくれるだろうと賈局長は話している。(翻訳・編集/本郷智子)

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