2015年3月24日、中国メディア・網易に「至るところにある“日本製”」と題する記事が掲載され、中国のネットユーザーがコメントを寄せている。

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記事では、「大きいものでは自動車、飛行機から、小さいものでは粉ミルクやファスナー、温水洗浄便座まで、日本製品は至るところに存在する。日本企業は世界の37％の半導体の生産設備を有しており、デジタルカメラ市場で90％のシェアを誇る。経済が回復する中で、日本製はその品質を武器に世界の製造業をリードする」として、改革開放後の中国で日本製の自動車やバイク、おもちゃ、ゲーム機、音楽プレーヤー、アニメなどがどれだけ人気であったか、また2005年や2012年に起きた反日デモで「日本製品ボイコット」が叫ばれたことなどを紹介している。

この記事に、中国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられた。

「彼ら（日本人）は細部にまでこだわり、一切妥協せず、厳しい姿勢で物事に取り組む。ほとんどの人が功を焦り、規律も礼儀もない我々が日本を追い越すのは難しい」

「わが国の製品は数十年前からだましごまかしに頼ってきた。数十年後も変わらないだろう。パクリに始まり、パクリに終わる」

「日本製品は唯一無二の欠かせない存在」

「中国製の品質も良くなってきている。日本製と比べるなら、おれは中国製を買うね」

「いつの日か、メイド・イン・チャイナが創造性と品質の良さで人々に認知されることを期待したい」

「日本は考えるだけでもムカつく国だ。だが、私たちは彼らに追いつき、追い越さねばならない。どれだけ長い道のりかは分からないけど。中国は技術だけでなく、サービスの面でもまだまだ海外に学ばなければならない」

「日本製品ボイコットを叫んでいる人に聞きたいのだが、ホテルのトイレでTOTOの便器を見たら用を足さないのかな？」

「（『日本製品を使わなければ死ぬのか？』とのコメントに）じゃあ、パソコンや携帯を使うなよ。中の半導体はほとんどが日本製だ。日本製を使ったら死ぬと思っているなら、一切の家電を使わない方がいい。原始人の生活に戻りな」

「中国の農村では、『至るところにある』のは日本製ではなく偽物」

「なぜ日本製品をボイコットしなければならない？日本製は確かに中国製より優れている。われわれ消費者にとっては、品質こそが王道」

「中国製を買ったけど、後悔してるよ」（翻訳・編集/北田）